株式会社桑和は、大正4年、児島市味野に開いた呉服店を創業とし、その後に始めた織物会社の縫製部門を経て、昭和43年そこから独立する形で設立され現在に続く業態と社名になりました。創業から数えて100年以上、今の業態の会社設立から数えても50年以上の長い歴史のなかで、様々な困難や危機がありましたが、お客様や仕入れ先様をはじめとする多くの関係者、そして地域の人々に支えていただきながら、せんいのまち児島と共に着実に発展していくことが出来ました。これまでご支援を賜った皆様に心より感謝申し上げます。
「着る人が誇りを持って生き生きと働ける作業服」、これが桑和の商品開発に息づく精神です。作業服の機能面やデザイン面は時代を反映してどんどん変化していきます。私たちはお客様との確かなつながりのなかで得た声からその変化をしっかりと汲み取り、いつの時代でも「着る人が誇りを持って生き生きと働ける作業服」を提供し続けて参りたいと思います。そして私たち自身もそれを提供できることに喜びを感じ、誇りをもって生き生きと働ける会社であり続けたいと思います。
人を基本とするSOWAの企業理念の延長線上には、地域と共に歩むコミュニティ志向があります。
「ナンバー1よりもオンリー1」
社員にとって、また地域にとってかけがえのない存在になることが何よりの願いです。人絆の再生を願い、次世代に向けての企業ビジョンを策定していきます。また社員に対しては、自主性に応じてさまざまな資格取得の機会を与え、男性にも育児休暇を取得してもらい、社員が自信と誇りを持って活々と働ける共同体企業の創造が我社の大切な願いです。
絆の再生・深耕
我社はTL人間学を基として、あらゆる絆を再生・深耕し、我が社に関わる全ての人々の幸せを願います。
また、社員がいのちを全開し、その人生を輝かすことのできる「共同体企業」のモデルになりゆくことを使命と考え、下記6項目の実現を願います。
設立 | 昭和43年2月16日 |
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資本金 | 4,800万円 |
代表者 | 藤井荘大 |
社員数 | 93名 |
事業内容 | 作業用ユニフォーム及びその関連商品の製造販売 |
事業目的 | プランニングメーカーとしてユニフォームのファッション化カジュアル化に取り組む |
1915年
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大正4年に藤井伊太郎が児島味野に藤井呉服店を創業 |
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1927年
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伊太郎が豊田式力織機を6台購入して織物業を始める |
1953年
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藤井織物株式会社を法人化。社長は藤井敏(伊太郎の長男) |
1961年
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藤井織物株式会社縫製部として輸出製品の縫製加工業を開始 |
1968年
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藤井織物株式会社縫製部が独立して株式会社桑和を設立。初代社長は形式的には藤井弘人(伊太郎の次男)だが、事実上の経営は藤井勇雄(敏の長男)が行う。 |
1971年
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羽島共同作業場の運営開始 売上高10億円突破 |
1973年
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総社工場操業開始、増産体制の構築へ |
1976年
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「VIVA・SOWA」スタート |
1978年
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藤井勇雄が社長就任 |
1985年
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鳶職向けの新シリーズ「只今参上」スタート |
1986年
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「MIC・SOWA」スタート |
1988年
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「COSMO・SOWA」スタート |
1995年
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藤井織物株式会社が倒産 |
1994年
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中国合弁工場設立、ベトナム生産スタート、「鳶・男義」スタート |
2001年
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中国との直接貿易スタート、低価格シリーズを強化、ニット製品の本格化取扱い |
2003年
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ミャンマー生産トライアル開始 |
2007年
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藤井荘大(勇雄の長男)が代表取締役専務に就任し経営に参画。 |
2009年
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「BULL WORKS」スタート |
2011年
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カジュアル作業服「G.GROUND」スタート |
2015年
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バングラデシュ生産トライアル開始 |
2018年
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設立50周年を迎える |
2020年
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ラグジュアリーワークウェア「STUD'S」スタート |
2022年
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「BEAMS DESIGN」とコラボ商品スタート |
2024年
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藤井荘大が代表取締役社長就任 |